若人は浪人生

東西を股にかける(うろうろする)浪人生の物語

整数問題に誘導ってアリですか?

 こんにちは、しぃです。

 先日東大オープンの過去問をやっていると、こんな問題に出会いました。



【ネタバレ注意】








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(1)は簡単ですね。余りの周期性に着目するなり二項定理を使うなり合同式でごり押すなり様々です。



本題の(2)です。

 数学が得意な方なら、
(2ⁿx-3ⁿ)(2ⁿy-3ⁿ)=3²ⁿ
 

と変形して(1)を利用することを考えるでしょう。


 実際これが最良の解法です(多分)



でも例えば、

3ⁿ(x+y)=2ⁿxy

となり、解と係数の関係の逆を利用し二次方程式を作り、それを考える、ということもできるのではないでしょうか?

(解x,yは自然数より判別式D=0)



無論、いい方法とは到底思えませんが……



それでも、整数問題の
「遠回りしたけど何とか辿り着いた」
感が凄い好きですねw


 だから解法が一本道となる誘導があまり好きではない、というだけです。


 別解が比較的多いのも整数問題の醍醐味ですから余計にそう思いますねー


 だから実は整数問題は京大が1番好きですw

 京大、整数問題頻出&誘導少ないからねw





 というわけで、ひとりごとを呟いたところで今回はここまで👋

トウキョウダイガクジュケンセイ?

 こんにちは、しぃですー。


 数日前、東大受ブログランキングというものに参加しましたー






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 ええ、これですね。


 それで、このブログを訪問して記事をいくつか読んでくださった方は次のように思ったでしょう。









こいつ本当に東大志望か?






ええ、正直自分は京大の方が向いていると思いますw



それでもやっぱり東大に通いたい!という思いが強いです。



 少し記事が短くなりそうなので余談。






 整数問題に誘導つけるのってどうなの?


 皆さんはどう思います?



……大学入試の造詣が深い方はこう思ったでしょう。









 やっぱりこいつ京大志望や……







 この整数の話は次回にします。



 それではこの辺で👋

京大オープン【感想戦】

 こんにちは、しぃです〜


 実は私、さりげなく京大オープンも受けてまして、今回はその感想を少し。


国語

 特に言うことはないですw


 ただ、全体的に易しい印象を受けた。点が来るとは思えないけどね。


 京大らしく、解答要素をありったけ詰め込みましたー


数学

 割とハマりました。

 東大オープン、実戦よりかなり手ごたえがあります。もちろんこちらの方が易しいのもありますが。


 計算量がかなり少なく、発想力重視の傾向が強かった。
 ええ、自分が一番おいしいやつ。
 ごちそうさまでしたw



英語

 長文に思ったより手こずって時間を使い過ぎた。

 結果英作文の時間が押すわけだが……



 難しい!!



「びちゃびちゃ」ってなんだよw

 それだけでなく割合の表現など、英訳しづらいポイントが盛り沢山。

 内心悲鳴をあげていましたw


 もう一つは自由英作文。


 河合さんが寮の申し込みを行うというもの。




圧倒的デジャブ



……これ、今年の英作文じゃんw


吉田さんが奨学金の申請をするアレ。



 なんだか懐かしい気分になりましたw


 現役時と同じくwould like to を多用して挑みました。「丁寧」に尋ねる表現は私の語彙力ではこれぐらいしか知らないw



 英作文で力を出し切って終了。


理科

 物理はいけた。波以外。

 最近波動弱い説が急浮上している……
 できないところは潰さないと。



 化学は思ったより計算ミスが目立つ。
 あと分量多くないですかね……


 夏だから高分子が理論化学になるのは仕方ないとはいえ、明らかに高分子より時間がかかると思うのだが……



 とはいえ、処理能力は非常に重要なので、スピードを少しずつ上げていきたい。




……振り返りは以上です。


 妙に模試を受けてから時間が空いてしまいましたw


 少しずつ記事を書いてたら前の記事から2週間も経ってました。

 今からますます忙しくなりますが、定期的に更新したいと思いますー



 それではまた〜

冠模試反省会【英語編】

 こんにちは、しぃです〜



 今回は冠模試の英語について。

オープン

(自分にしては)戦えたほうだと思う。

 要約も最低限、点を稼ぐ!と言っていた1(b)も解けた。(1ミスだが)


 そしてなによりも嬉しいのはリスニング。



 運ゲーの域を超えた!!




 リスニングの力が着実についてきてほっとしています。




 逆に悪かったのが小説。


 登場人物の関係がうまく掴めない。

 結局記号問題だけ解いて、記述はさっぱり。
 小説は演習量が少なくなりがちなので、しっかりと演習を積みたい。



実戦

 要約がぬるま湯。

…だったが、1(b)がハマらず。

リスニングは前回に続いて上出来。


 和訳。



 全くわからない😭

 東大の和訳はここ数年は難易度が落ち着いているというのに……



 小説もオープンよりは読めたが、相変わらずの低空飛行。

 というか和訳に手こずって小説に十分な時間を割けないのが痛すぎた。



ちなみに4(a)は運ゲーですw










……とまあ、こんな感じですー

 リスニングが良くなった一方で、小説が全然読めてないという結果に。


 結局英語は勉強時間だと思うので、毎日英語に触れるようにしたいかなー


 数学理科で潰れそうですがw



 これで英語の反省会は以上とします。

 ちなみに国語の反省はしません。別に特別悪かったわけでもないですが、答案来るまで点数読めないしw





 それでは、今日はこの辺で👋
 

冠模試反省会【化学編】

 こんにちは、しぃです。

 今回は化学についてです。物理編とは異なり、模試ごとに振り返ります。



オープン








絶望




……ええ、全く歯が立ちませんでした。


 物理がやや押して化学に60分強しか使えなかったのが大問題。

 あとで見直せば大したことない問題も、焦って解けなくなっていました。


 ちなみに、これと同じ現象が京大本試でそのまま起こっていました。パニック現象的な。


 たちが悪いのは、京大ほど難しくなかったのに解けなかったという点ですね。


 ただ、模試は東大本試と比べても問題量が多いので、計算力が欠けた自分には苦しかった。





……言い訳の前に計算力上げろよw




実戦

 化学の方に時間を割いたこともあって、そこそこ手ごたえはあった。


しかし、やっぱりところどころで惜しいミスが見つかってしまった。


 正直東大の化学は個々の問題は大したことがなく、処理能力の勝負といっても過言ではないので、小さいミスをつぶす必要性を感じた。

 あと、見た目ゴツいが簡単な問題も見抜けるようにしたい(実戦は見抜けなかった)







 以上、化学の振り返りでした。

 最後に統括すると、有機の構造決定がかなり弱いなーと痛感。


 アレをサクッと解けると時間短縮&得点源になることは間違いないので、秋は有機に力を入れたいです。





 それでは、今日はこの辺で👋

冠模試反省会【物理編】

 こんにちは、しぃですー

 今回は冠模試の物理について振り返ります。


 オープン・実戦共に難しかったというのが簡潔な感想です。それでは以下詳細な振り返り。


力学

 純粋に解けなかった。

 結構時間的余裕がなかったです。それと模試は本試に対して問題量が多いのでは?

 それでも痛いと思ったのは、計算重い問題の次に一瞬で解ける問題が配置されていたことです。

 つまり、私は取りこぼしたということ。

 取れるところで取れないのは致命傷ですね……

電磁気学

 オープンはキルヒホッフとダイオード
 実戦はコンデンサー。


 うん、忘れてる☺️

 流石に公式は覚えてるけど、解法のエッセンスが抜け落ちてましたね……


 これは今から詰めるしかないですね。現役生と差をつけられるのが電磁気学だし、しっかりと力を入れたい。




波動

 オープンはレンズを用いた干渉。
 実戦はドップラーとレンズの融合?

 オープンは普通に難しかった。


 が、実戦はおそらくもう少し解けたであろう問題を捨ててしまった。もったいない。


 波は図を書いたらわかる問題が多いので、落ち着いて解けば得点源になる……はず。


 複雑な設定もしっかりと読んで点を稼ぎたい。












 といった感じです。

 特に危ないと感じたのが電磁気学でしょうか。といっても全体的に脆い部活が確認できたので、秋までに詰めておきたい。




 以上、物理の振り返りでした。
 それではまた今度!

冠模試反省会【数学編】

 こんにちは、しぃです。

 前回触れた通り、今回は模試の反省を少し。

 初回は数学について。




 結果はボロボロでした。

 正直、浪人生活で数学力上がったのか疑問なレベルです……

 足りないと思った力を以下列挙します。

計算力

 まずはこれですね。

 東大数学は計算量が多いです。それで他の人より時間がかかっている気がします。

 計算は「作業」ですから、この時間を短縮出来るのは大きな強みです。

 また、正確さも必要ですね。

……計算力も大事ですが、反省点としては次以降に挙げるものが大きいです。


場合の数に弱過ぎる

 これはマジで思います。

 確率漸化式の問題では、n=1,2で検算できるので間違える事はほぼないし、遷移図書くだけのお仕事なので、私は結構得意でした。


 しかし、今は確率漸化式の冬の時代。代わりに場合の数の出題が増えつつあります(東大や京大)

 特に京大は今年数え上げでしたし。


 東大オープン、実戦ともに場合の数が出ましたが、悲惨な結果に。


 自分は細かい数え上げは嫌いなんですが、受かるためには必要ですね。
(ちなみに高校2年生くらいまではむしろ得意でしたが、場合の数を解く量が減って無事下手くそに)


 というわけで、場合の数の問題をたくさん解いていきたい。


複素数平面にも弱過ぎる

 これもオープン、実戦ともに悲惨な結果に。

 純粋な演習量不足に起因しています。積分ばっかりやってたし。


 自分は好きなんですけどね、複素数平面。

 そのまま攻めるもよし、極形式に直すもよし、直交座標に直すもよし、幾何的考察で解くもよし、といったバリエーションの豊富さに惹きつけられます。



……が、模試では適切な道具を選べませんでした。

自分は数強ではない

 これに尽きる。

 数強の人って、問題見てすぐ方針立てられるんですよね。


 対して、私は持っている道具を振り回しているだけ。だから、時間をかければ解ける問題は多いが、1問25分で解けるかというと……



 その最たる例が東大実戦の大問5です。
 三角関数を闇雲に変形して、なんの結果も得られませんでした。

 しかもこれ、文理共通問題😭


「見通し」を持つことが大切だと実感。







……以上が数学の反省点です。

 東大入試は数学に限らず、時間との戦いである部分が大きいので、それを意識して一問一問を大切にしていきたいです。




 それではこの辺で👋