【勉強法】量と質の天秤【失敗談】
あなたは勉強の量と質、どちらを選びますか?
どうも、しぃです。はじめの分は受験生なら必ずは一度出会ったことのある疑問ではないでしょうか?
量を重視する方は、繰り返して解法を身につけることができる!と主張するだろうし、質を重視する方は、量だけこなしてもきちんと消化できないと反論するでしょう。
結論から申し上げますと、私個人の意見としては「量⇒質⇒量」が正解だろう、と思います。
えっ?ってなった方もいらっしゃるだろうので、少し説明します。
そもそも、教科書の内容が頭に入ったばかりの段階では質なんて到底追求できません。
まずは知識の定着を図り、土台を固めるのが一番ですね。そのために典型問題をひたすらこなします。分からなければ答えをさっと見ます。
これがはじめの「量」ですね。この期間が一番長いです。
次に、その定着した知識を用いて難しい問題を解きます。
ここで重要なのが、解けるまで粘る、ということです。
今まで身につけてきた解法のアプローチを片っ端から試していきます。時間無制限のデスマッチ。
1時間以上かけてもわからない!って時に初めて答えを確認します。
すると思考力が高まります。
これが、「質」にあたる部分です。
ここまでは割と普通ですね。でも、このブログは浪人日記。すなわちこれは失敗談。
私はここで終わっていたから受験に失敗したといっても過言ではありません。
ある程度「質」が高まってきたら、再度「量」に戻ります。
これはがむしゃらに問題をこなす、という意味ではなく時間が来たらきり切り上げろ、という意味です。
当然ですが、受験は満点を取ることが目的ではありません。最低点を確保すれば勝利です。
したがって、ひとつの問題に執着するのは効率が良くありません。それも学力が完成する受験後期ならなおさらです。
難問にぶちあたったら、素直に負けを認める。意外とこれが大切です。こうやって、高いレベル(だが解ききれる)で「量」をこなす。
なぜこんなことを私が書いているのかというと、私は上記の「質」にこだわりすぎるあまり、この前後の「量」が全くこなせていなかったのです。
例えば、地方進学校御用達の重要問題集。私は解けるまで考える、を繰り返した結果、まったく進まず。夏休みを今思えば浪費していたように思います。
あとは大学過去問をやっているとき、時間をはかって取り組むものの、延長戦と称して問題がとけるまで考えてました。
いや、入試にそんな時間はないんだよw
(入試では案の定、特に物理化学では時間配分を誤り全く解けず・・・)
結局はバランス(当たり前)
あと付け加えておくと、時間はかって問題解くなら必ずその中に検算の時間を入れるべきです。
これも私の反省です・・・
以上、しぃの勉強法でした。