ふしぎな英語
こんにちは、しぃです。
厳しい社会を生き抜くには妥協が必要です。
何事も割り切ってしまうのが楽になるキーです。
しかし,この世には割り切れなかった者がいるらしい。
そのひとつが円周率π。そして自然対数の底e。こいつらは割りきれない無理数。
ちなみにこれらが無理数である証明は高校数学でも頑張ればできるみたいです。
特にeの方はマクローリン展開を認めれば簡単に証明できます!
高校数学の範囲では合理的か怪しいですけどね。
合理的……
理性的……
rational……
rational number……
有理数!?
有理数は理性的な数!?
これは有名な話ですね。
rational number の語源は ratio 「比」であるから、本来は「有比数」とでも表すのが意味的にも正しいのですが。(有理数は分数つまり整数の比で表されるだし)
それを理性のある数と訳したのは誤訳では?と言われています。
それにしても学問の翻訳が難しいことが痛感させられますね。
この有理数の他にも、電子親和力。
電子親和力は“Electron affinity”
直訳すると「電子の相性」です。一見忠実な訳?
問題は電子親和力の単位。これはKJ/mol。
力じゃねーよw
何故力と訳したんだ……完全にエネルギーではないか。
このように、科学を英語の側面でみると面白いですねw
以上、高校を卒業しても割りきれなかったしぃの記事でした〜